手首の捻挫の応急処置の基本

応急処置の原則は、足首の捻挫と同じです。 R(安静)I(冷却)C(圧迫)E(拳上)の4原則が基本になってきます。 足首の捻挫のコンテンツでもご紹介しましたが、手首に特化した情報を加えながら、順に解説していきましょう。


【1】安静(Rest)

氷水の入った袋を用意してから、安静にできる姿勢を取りましょう。机のように腕の体重を預けられる所がベストです。

【2】冷却(Ice)

なぜか手首の場合、コールドスプレーだけで対処してしまう人をよく見かけます。コールドスプレーは一瞬しか冷やせないので、氷水の入った袋でしっかりと冷やしましょう。

【3】圧迫(Compression)

20分以上は冷却してから、病院に向かう直前に行うと良いでしょう。ハンカチなどの柔らかい布をあてて、その上からきつく巻き過ぎないように包帯を巻くとベストです。

【4】拳上(Elevation)

患部に血液がいかないよう、心臓より上に保って下さい。手は普段下ろしていることは多いので、ついつい下ろしたくなってしまいますが、内出血を防ぐためにも心臓より上に保っておきましょう。

捻挫の早期回復の要はアイシング

捻挫は炎症なので、要はアイシングです。 よく医療書などにアイシングの基本として、次のようなことを載っているのを目にします。

・20分冷やして、1時間~2時間おいてから、また冷やすのを48時間繰り返す。

元々は医療関係者が治療を行うことを前提として書かれたものなのですが、インターネット検索で散見できるこれらの情報を見て、『48時間冷やせば治る』と誤解して、捻挫を放置してしまう方がまれにいらっしゃいます。応急処置はあくまで応急処置にすぎないので、終わった時点で速やかに病院に向かって下さい。

手首の捻挫の応急処置が大切

捻挫は「ねじってくじく」と書きますが、関節に無理な力が加わって、組織が損傷しています。放置しておいて治るものではなく、むしろ時間が経つほど症状がひどくなることが多いものです。

早く治すためのコツはすぐに応急処置をすること

どんな怪我でも『応急処置が早かったから、軽く済んだ』というケースは数多くあります。適切な応急処置で、捻挫の悪化を防いであげましょう。


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