手首の捻挫の治療で注意してほしいこと

手首の捻挫の場合、多くが保存療法(手術以外の方法)になるでしょう。 この時に注意してほしいことがいくつかあります。


まずは、湿布を使う時です。

「とりあえず、湿布があったから貼っておこう」はちょっと危険です。 手首はねじってくじくことで炎症を起こしているうちは、冷やすことが基本なのです。 逆に炎症を起こしているうちに温めてしまうと、痛みが強くなることがあります。

炎症を起こしている時(急性期)の注意点

【1】熱を加えない

炎症を起こしているということは、多少なりとも熱をもっているはずです。 熱をもっているところに熱を加えてしまえば、さらに悪化してしまいます。

特に日本人はお風呂好きで、「身体を冷やしてはいけない」という考えが根強い人が多いものです。 慢性期は別として、炎症を起こしている時は冷やすという原則を覚えておくと良いでしょう。

【2】痛み止めに頼り過ぎない

これは椎間板ヘルニアを持っている人にもありがちなのですが、痛みを抑えるためについ鎮痛剤を飲み過ぎてしまう人がいます。

もちろん、痛みを抑えるために医師から飲むように言われている分量を服用するのは、何の問題もありません。 しかし、規定の分量を超えて飲み過ぎるのは、胃腸を荒らしてしまうこともあります。

テーピングやサポーターで固定して必要以上に動かさないようにしながら、鎮痛剤は痛い時のとん服に留めておきましょう。

【3】異常があれば、早めに受診

捻挫というものはついつい軽く考えられがちですが、初期のうちにしっかりと治療しないと後遺症が長引くことさえあります。 「痛みが強くなってきた」「急に腫れてきた」という異常があった時は、放置せずにすぐに病院に向かいましょう。

自己判断や放置は禁物! また、手首の捻挫は自己判断するのは禁物です。 捻挫と重度の骨折は見分けがつきにくいので、大事を取って医師の診断を受けた方が良いでしょう。 痛みや腫れがある時は『これぐらい大丈夫』ではなく、『念の為に診てもらっておこう』という気持ちが大切です。


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