椎間板ヘルニアの原因とは

椎間板ヘルニアの原因は、いくつかあると言われています。

  •  加齢によって腹筋・背筋が衰えること
  •  運動や仕事によって、椎間板に過度の負荷がかかること
  •  肥満によって、椎間板の負荷が大きくなること


1つの原因だけで椎間板ヘルニアになるだけではなく、複数の原因が重なって起こっていることもあります。傾向としては、ご高齢の方ほど、加齢による筋肉の衰えが原因になることが多いようです。
逆に、若くして椎間板ヘルニアを発症される人は、仕事や運動による過度の負荷が原因になっているケースをよく見かけます。
特に介護職や看護職、美容師や外回りの営業マンなど、仕事によって腰に負担がかかりやすい職業の人がなりやすい傾向があります。

原因別!椎間板ヘルニアの改善のコツ

〈1〉 筋肉の衰えが原因の場合

椎間板ヘルニアの治療として、運動療法が薦められるのは腹筋や背筋を強化することで、内側から腰を支えてあげようと意図があるからです。
治療の項にも書きましたが椎間板ヘルニアの運動療法は、痛みがおさまってから行うことが鉄則です。

特にご高齢の場合は激しい運動は向いていませんから、軽い運動から始めていきましょう。
市民講座やスポーツジムで腰痛体操を行なっていることも、よくあります。
同じ『腰痛仲間』が出来たりするというメリットもありますので、市報やジムのちらしなどをチェックしてみましょう。
もちろん、水中歩行や軽い散歩から始めても、構いません。

〈2〉運動や仕事が原因の場合

特に仕事の場合は、仕事が原因だからといって『じゃあ、辞めます』という訳にはいきません。しっかりしたサポーターなどで固定して、出社するようにしましょう。
仕事が原因になっている場合、周りにも椎間板ヘルニアの人が多いと思います。
同じ痛みを体験している『仲間』がいると、比較的休みも取りやすいはず!
痛みがひどくなってきたなと思ったら、無理をせずに早めに病院に行って下さい。
半休を取って硬膜外ブロック注射を打ってもらうだけでも、随分と楽になるはずです。

〈3〉肥満が原因の場合

椎間板ヘルニアの場合、椎間板にかかる負荷を減らすことが目的なので2kg~3kg減るだけで随分と楽になる人も多いようです。
注意する点は、無理なダイエット方法を取らないことです。
体重は減ったけど、筋肉も減ったなんて、本末転倒!
緩やかなペースで、筋肉を落とさないように自然に体重を落とすようにすると良いでしょう。

最後に

椎間板ヘルニアは初期の時は自然に治る人もまれにいるそうですが、残念ながら多くの方が慢性化してしまいます。
『原因を取り除いて、早く直さなきゃ』と焦るのではなく、長期戦だと思ってマイペースに椎間板ヘルニアと付き合っていきましょう。

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