捻挫の応急処置の基本の「RICE」とは

足首の捻挫だけではなく、捻挫の応急処置の時に大切にしたい4原則の英単語の頭文字を取って、「RICE」が基本だと言われています。

  • R=安静 … 安静にできる場所に移動しましょう
  • I=冷却 … 氷水で20分以上は冷やし続けましょう
  • C=圧迫 … 包帯やテーピングで固定しましょう
  • E=拳上(高く上げる) … 心臓よりも高い位置に患部を上げましょう


捻挫は応急処置が肝心です。応急処置が遅れてしまうと治療が長引いてしまうこともあるので、捻挫したらすぐに応急処置を開始しましょう。なお、RICEの基本を頭に入れておくと突き指の時に役に立つので、しっかりと頭に入れておくと良いでしょう。

RICE法を行う時の注意点

【1】REST(安静)

冷却や圧迫などの応急処置は、安静にした状態で行ってはじめて効果があります。特に、応急処置の最後の段階である、高く上げるという姿勢を取ろうと思ったら、仰向けになるのがベストです。

応急処置をスムーズに進めるためにも、まず安静になれる場所を確保してください。かといって、安静になれる場所を探して、無理に歩くのはいけません。捻挫の直後に『これぐらい大丈夫』と動こうとする人がいますが、これもよくありません。周りの手を借りながら、安静にできる場所に移動して下さい。

【2】ICE(冷却)

「20分以上は冷やし続ける」というのがポイントです。つまり、捻挫の応急処置としては、一瞬しか冷やすことの出来ないコールドスプレーよりかは、氷水を入れた袋などで時間をかけて患部の熱を取って上げた方が良いのです。氷水を入れた袋が良い理由は、温度が低くなり過ぎず、凍傷を防ぐからです。アイシングは内出血を防いでくれるので、後々、内出血を残さないためにもしっかりと冷やすと良いでしょう。

【3】圧迫(Compression)

ハンカチなどの柔らかい布で患部をくるんでから、包帯を巻くと良いでしょう。もちろん応急処置のテーピングが出来る人が側にいるなら、テーピングでの固定が一番です。

【4】Elevation(拳上)

仰向けになって足首の下に座布団のようなものを挟むと良いでしょう。これは内出血や炎症を防ぐためには、大切な処置です。


勇気を出して周りの助けを借りましょう

捻挫をした時に『大丈夫だから』と周囲に気を遣ってしまう人をよく見かけます。足首の捻挫はなかなか動きも取れないので、周りの助けを借りましょう。
いくら応急処置のためとはいえ、氷を取りに行ったら、さらに足首をくじく…となれば本末転倒です。「手を貸してください」と言って、積極的に助けを求めましょう。

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